2020年12 月 / GLOBAL MARKET OUTLOOK
2021年グローバル市場環境見通し - 危機を乗り切る
新型コロナウイルスのワクチンは、景気回復を加速させ、景気敏感セクターを後押しする可能性
サマリー
- 新型コロナウイルスのワクチンは、2021年に景気を浮揚させる潜在性を秘めているものの、感染者数の急増は1-3月期の景気回復ペースを低下させる可能性がある。
- 経済が好転すれば、支出の対象が新型コロナ感染拡大時に恩恵を受けた企業から打撃を受けた景気敏感企業に移り、グロース株よりもバリュー株に有利に働く可能性がある。
- 2021年には、低利回りおよび信用スプレッドの縮小により、魅力的なリターンの獲得が難しくなる可能性があるため、債券投資家は創造性を発揮する必要がある。
- 新型コロナウイルスの感染拡大が引き起こした社会、経済面の大変動は、政治的分断を悪化させうる。米中間の緊張も火種となる可能性がある。
重要情報
当資料は、ティー・ロウ・プライス・アソシエイツ・インクおよびその関係会社が情報提供等の目的で作成したものを、ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社が翻訳・補記したものであり、特定の運用商品を勧誘するものではありません。また、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。当資料における見解等は資料作成時点のものであり、将来事前の連絡なしに変更されることがあります。当資料はティー・ロウ・プライスの書面による同意のない限り他に転載することはできません。
資料内に記載されている個別銘柄につき、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。また、当社ファンド等における保有・非保有および将来の組入れまたは売却を示唆・保証するものでもありません。
投資一任契約は、値動きのある有価証券等(外貨建て資産には為替変動リスクもあります)を投資対象としているため、お客様の資産が当初の投資元本を割り込み損失が生じることがあります。
投資一任契約は、お客様から金融商品に対する投資判断、及び投資に必要な権限を投資運用業者に一任いただき、その権限に基づき投資運用業者がお客様の資産を運用する契約です。
当社の運用戦略では時価資産残高に対し、一定の金額までを区切りとして最高1.265%(消費税10%込み)の逓減的報酬料率を適用いたします。また、運用報酬の他に、組入有価証券の売買委託手数料等の費用も発生しますが、運用内容等によって変動しますので、事前に上限額または合計額を表示できません。詳しくは契約締結前交付書面をご覧ください。
「T. ROWE PRICE, INVEST WITH CONFIDENCE」および大角羊のデザインは、ティー・ロウ・プライス・グループ、インクの商標または登録商標です。
ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社
金融商品取引業者関東財務局長(金商)第3043号
加入協会:一般社団法人日本投資顧問業協会/一般社団法人投資信託協会